脛骨過労性骨膜炎、脛骨内側症候群とも言われます。多くはスポーツ選手に見られ、ふくらはぎの内側、真ん中より下寄りの部分が腫れたり痛みが出たりします。ふくらはぎの筋肉が硬くなり、骨に付着している骨膜を引っ張ることで炎症が起きた状態です。症状が進行すると脛骨の疲労骨折へと繋がります。
繰り返しのジャンプやランニングにより、ふくらはぎの筋肉が疲労することによって起こります。オーバーユースはもちろんですが、それ以外にもふくらはぎの内側の筋肉ばかりを使ってしまうような動きの癖や、足の形に原因があることも多いです。また底が薄く硬い靴や、硬い道路でトレーニングを行うことによってもシンスプリントになるリスクは高まります。
step1.シンスプリントは筋肉の使い過ぎによって筋肉が硬くなることで痛みを生じます。なのでまずは原因となる筋肉の緊張を手技や電気治療、鍼灸などを用いて行います。
step2.痛みが治ってきたらそもそも何故同じ筋肉ばかり使ってしまうのかを分析し、痛みが再発しないような身体を作っていきます。シンスプリントは動きの癖や足の形によって発症のリスクが高まります。また、足首だけでなく膝や股関節の硬さからも痛みにつながるので、骨盤や足の骨の矯正を行い、関節の動きを出していきます。
step3.整えた骨のバランスを維持するため、筋肉を効率よく使い、局所に疲労が集中しない身体を作るためインナーマッスルの強化を行います。
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